"Godot Engine" エアホッケー Part4 文字の大きさを変える...2通りアリ
画面に合うように文字の大きさを変えよう。2通り覚えておけばいいだろう。
その前に、外部フォントをどうこうしようとして、インスペクターパネルの表示が戻らねー、ってなってる場合。
[1] シーンパネルのノードをクリック。
または、
[2] インスペクターパネルの履歴から、戻したいものを選んでクリック。
で、 表示を戻せる。お好きな方でどうぞ。
Rect の Scale
それでは、大きさを変えよう。先ずは、ギザギザ拡大の方法。設定場所は("Label" ノードが選択されている状態で)"Rect" (レクト)項目の中の “Scale” (スケール)。ここに適当な数値を入力すると変わる。
”Rect” と言うのは “rectangle"(レクタングル)長方形の略。(矩形(くけい)という事も。)”Scale” はそのままスケール。つまり、ここの数値を変えるって事は、2Dエディタで示されている、線で囲まれた四角形の中のものを拡大・縮小しますよって事だ。
試しに(4, 4) にしてみた。横にも縦にも4倍ってこと。するとこうなる。
“Text” の時も “Custom Fonts” の時も “Scale” の時もそうだけど、基本、ノードの持っている情報をインスペクター内で変えてあげることで、ノードの振る舞いが変わるって事だ。
普通は、この辺で、じゃ~ノードの持っている設定情報(プロパティー)を全部詳しくオシエテクレーってなるんだけど、(又は、プロパティー項目いっぱいありすぎ覚えられない、モウ無理。ってなるが、、、)それはまた別の機会にしよう。(いじってると分かったりする所もあるよ。)
で、これでよければ、これでイイのだが、普通はイヤだろう。というわけで、次は、スムーズな拡大方法。
Font の Size
まずは、さっきいじった “Scale” を (1, 1) に戻す。これ重要。そして、前回、外部フォントを表示させる時いじった項目、"Custom Fonts" > “Font” に行く。なぜか、”Label.tscn::1” ってなっているが、ここをクリック。
“DynamicFont” の設定になるので、"Settings" から、"Size" の変更をする。これで綺麗に表示される。
どうだろうか。(ちなみに “Rect” > “Scale” に (4, 4) とか入っていると、ギザギザの倍率が乗っかって掛かってしまうから注意。(1, 1) にしておこう。)
さらに綺麗にしたければ、"Size" の2つ下の “Use Filter” にチェック。アンチエイリアスがかかって、斜め線の見た目がシューゥッってなる。
拡大方法2パターン、分かっただろうか。「レクトのスケール」でいくか、「外部フォントのサイズ」でいくかだ。
さてこれで、"Label" ノードをじゃんじゃん追加して、外部フォントもどんどん追加していけば、かっこいい、ゲームのタイトル画面が出来そうだが、シーンパネルが、こんなになってないだろうか?
ノードと言うのは追加される時、階層構造(または、ツリー構造、木構造とも言う)をもって追加されるという Godot 独特の特色があるからだ。
「だから、ノードって言ってたのかー、へー。」って分かった人はすごいな。IT 博士かなきっと。
次回は、ツリー構造になっちゃうノードをうまい具合に操作して本格的にゲームタイトルの表示だ。